CIAのスパイマニュアルに学ぶ「会社を良くする11の行動様式」

(参考画像:CIAサイトより)
渡辺千賀さんの「テクノロジー・ベンチャー・シリコンバレーの暮らし」にて、
CIAのスパイマニュアルに学ぶ「会社をダメにする11の行動様式」
というおもしろい投稿があります。
http://chikawatanabe.com/2015/11/04/cia_sabotage_manual/
「敵国内のスパイが、組織の生産性を落とすためにどのような『サボり』ができるか、という『サボり方ガイド』」です。
- 「注意深さ」を促す。スピーディーに物事を進めると先々問題が発生するので賢明な判断をすべき、と「道理をわきまえた人」の振りをする
- 可能な限り案件は委員会で検討。委員会はなるべく大きくすることとする。最低でも5人以上
- 何事も指揮命令系統を厳格に守る。意思決定を早めるための「抜け道」を決して許さない
- 会社内での組織的位置付けにこだわる。これからしようとすることが、本当にその組織の権限内なのか、より上層部の決断を仰がなくてよいのか、といった疑問点を常に指摘する
- 前回の会議で決まったことを蒸し返して再討議を促す
- 文書は細かな言葉尻にこだわる
- 重要でないものの完璧な仕上がりにこだわる
- 重要な業務があっても会議を実施する
- なるべくペーパーワークを増やす
- 業務の承認手続きをなるべく複雑にする。一人で承認できる事項でも3人の承認を必須にする
- 全ての規則を厳格に適用する

(参考画像:CIAが関係する映画 – CIA II Target Alexa)
これを元ネタに、日刊スパでは、
CIAの「組織をダメにするマニュアル」が話題。内容が日本企業の体制そのもの!?
という記事を出しています。
内容が日本企業の体制そのものということを見事に指摘しています。
今、日本でこのマニュアルに当てはまらない組織は本当に少ないと思います。大企業やお役所になればなるほど、ずっぽりとこのサボタージュ・マニュアルを実行しているはずです。
企画会議や製作者会議なんてのは、5人以上になると訳が分からなくなって、間違いなく、失敗するか平均を取った凡庸でつまらないものになるのです。けれど、みんなそれが一番いい方法だと信じて実行しているのです。
大企業なら、みんな真剣に「注意深さを促す」ことや「業務の承認手続きをなるべく複雑にすること」に集中しているはずです。
お役所なら、これまた熱心に「指揮命令系統を厳格に守る」とか「組織的位置づけにこだわる」なんてことを積極的に進めているはずです。 まったくの正当性を持って、少々の不自由さは感じても、組織をダメにしようなんて明確に思いながらやってる人はいないと思います。

(参考画像:CIAが関係する映画 – The RECRUIT)
そこで、この投稿では、
CIAのスパイマニュアルに学ぶ「会社を良くする11の行動様式」
として、「会社を良くすること」として、逆+アルファを書いていきます。
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スピーディーに物事を進める。同僚や部下の問題を指摘しすぎず、前に進むことを重視する。
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可能な限り委員会や会議はなくす。会議を行ったとしても4人以下に抑える。会議を4人以下で行えるように指揮命令系統を変える。
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指揮命令系統に柔軟性を持たせる。意思決定を早めることを重視する。
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会社内での組織的位置付けにこだわらず、案件ごとに柔軟に各人ができることを行う。
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会議では、無駄な仕事が発生しないように努める。他の人に相談するものの、決定者1人が自分で決めるようにする。
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社内文書は短時間で仕上がるものしか要求しない。
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重要でないものの完璧な仕上がりにこだわらない。
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他に重要な業務があれば会議を実施しない。会議の必要性がなくなったら中止する。
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ペーパーワークよりも1対1のコミュニケーションを重視する。書類上の報告書の作成には口頭での報告よりも多くの労力が必要になる割には効果が少ないことに留意する。
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業務の承認手続きをなるべく簡素化する。原則的に物事を決定する人は一人にする。
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規則を厳格に適用することよりも、必要最低限の労力で会社の目的(例、売上アップ)を達成することを重視する。
どうでしょうか?アメリカの税金で作られたCIAの「会社をダメにする11の行動様式」を見事にポジティブな方向に活用することができましたネ!!
大企業の社長さんや偉い人にはこれを元に会社を変えていってほしいものです(もちろん、自分の会社のルールにするなどご利用OKです)。
「こんなことできるわけない」などコメントをいただけるとうれしいです。

