掃除機 ダイソンDC12のタービンヘッドの回転ブラシが回らない場合の修理方法

Dyson DC12

Dyson DC12は、日本人向けに、それまで大きいサイズだった掃除機を小さくして、2004年に発売されました。

DC12-overall

DC12の後、DC26(2009年発売)DC48(2013年発売)といったさらに小さくなったキャニスタータイプの掃除機が出ました。

うちはDC12を2007年に買いましたので、10年間もメイン掃除機として使っています。

おそらくこんなに長い間使っている人は少ないと思います。なぜなら、通常、3年ぐらいすると、タービンヘッドの回転ブラシが回転しなくなるので、買い換えるからです。

これこそ正しく、

ダイソンタイマーかも!?

家電製品の寿命が長いことはいいことに思われがちですが、メーカーにとっては、新製品が売れないし、部品の劣化などによって火が出たりして損害賠償責任が発生しかねないというリスク要因でもあります。

「~タイマー」というのは、メーカーが意図的に、製品に入っている「無難な」部品が3~7年くらいで消耗して使えなくすることです。

「ソニータイマー」という言葉がwikipediaにも掲載されています(笑)。 英語では、「ソニーキルスイッチ」というような表現もされているようです。もちろんメーカー側は公式にはそのような「タイマー」を認めていません。

今回、そんな「ダイソンタイマー(!?)」に逆らいたい「あなた」のために、タービンヘッドの回転ブラシが回転しなくなった場合の修理方法を書いていきます(笑)。

他のDysonの機種で修理する場合にも参考になると思います。

タービンヘッド

DC12-turbinehead2

DC12や他のDyson製品の多くのキットで付属するのがこの「タービンヘッド」です。

ごみは(1)から吸い取り、(2)の吸い込み力でファンを回して、ベルトを介して、(この写真では)赤と青の「回転ブラシ」を回します。

この回転ブラシを指で回してみましょう。

正常なら指で回ります。指で回らない程度に固ければ修理する必要があります。

DC12-turbinehead

(赤と青の回転ブラシ)

この「回転ブラシ」が回ることで、ごみがこすれ、よく吸い取るようになるようです。

この「回転ブラシ」は高速で回るので、回転機構の中のグリースが消耗します。したがって、3年に1回くらいに補充する必要性が発生します。下ではその補充方法をご紹介します。

なお、上位部品の「モーターヘッド」だとモーターを内蔵していて、電気の力で「回転ブラシ」を回転させます。こちらの方が回らないトラブルは少ないようですが、逆に電線が切れるトラブルがあるようです。

回転ブラシが回転しなくなった場合の修理方法

「タービンヘッド」はごみが詰まりやすいので、ある程度の周期で、分解して、掃除しましょう。

side-fastener

まず、回転ブラシを外します。方法は上のようにします。工具は必要ありません。下の動画3:50くらいから動画を見ることができます。

rotmech6

回転ブラシの横にあった回転機構側のこの6歯の部品を指で回してみましょう。

指で軽く回すことができなければ、回転機構がグリース不足である可能性が高いです。

このまま組み立てても「回転ブラシ」は回転しないままでしょう。

回転させたければ、今回ご紹介する方法を使う必要があります。

とにかく分解

ある程度までの分解方法は、動画がアップされていますので、それを見ます。

なお、分解にはT10の大きさのトルクスねじ用のドライバーが必要です。Amazonだとこちらこちらこちらこちらがセットになっていておすすめです。

しかし、この動画では回転機構に「シリコーン」をスプレーすることまでは言及していますが、回転機構を開けることまではしていません。

回転機構の動作をスムースにするには回転機構を開けてグリースを塗布する必要があります。

rotmech2(A)

この回転機構の左側のファンが吸い込み力によって回って、裏側のベルトを介して、右の6歯の部品が回ります。

指で回してどのくらいの力が必要か試してみましょう。上記のように、

6歯の部品を指で軽く回すことができないと、回転機構を開ける必要があります。

その場合、回転機構を開けて「シリコーン」や「グリース」を塗布しましょう。

回転機構の分解

上の(A)の左側のファンの中央にある金属性のふたをカッターナイフなどの先の尖った工具で外します。

rotmech3

ひっくり返して、ベルトを外して(すいません、撮り忘れました)、左側の減速機構(ファンの裏)にかかっている部品(撮り忘れました)も外します。するとこうなります。

rotmech4

減速機構(左側の白い部品)の歯車にかかっている環状の留め部品をカッタの刃やマイナスドライバー2つで外します。

そしたら、鉄製のハンマーで、減速機構の軸をファンの方にたたいて、軸をファン側に5mmくらい動かします。

ひっくり返して、ファンの方の環状の留め部品をマイナスドライバー2つで外します。

すると、ファンを外すことができるようになります。

rotmech5

ファンを外すとファンの裏側にあるピニオン(小さい金属製の歯車)が入る穴があります。

そこに、シリコーンやグリースを入れます。スプレー状のものだと粘性が低くて垂れるおそれがあるのでチューブ状のものがいいでしょう。安いグリースはホームセンターで80円くらいで売っています。amazonだとこれこれですね。減るものですので多めに入れて問題ありません。

ファンを付けたら減速機構を指で回してみましょう。徐々に軽くなっていくはずです。

組み立て

組み立ては、分解の逆に行います。上の動画の後半部分が参考になるでしょう。

ベルト、プラスチック部品などは水洗いをするといいでしょう。

自分で直すと愛着がわきますので、いじるのが好きな人にはおすすめします!!

<追記2018/11/29>最近、吸引力が弱くなっていると思って、ごみ容器の上部をねじ(トルクスねじ)を外して分解しました。そしたら、「トルネード」部分が詰まっていました!!

水を掛けながら洗ったらきれいになって、吸引力が元に戻りました。

5年以上使っている人は「トルネード」部分を分解してみるといいと思います。

もちろん、後部のフィルター、底部のHEPAフィルターなども、掃除しましょう。

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