Windows – 紅皿(エミュレーター)

紅皿は、Windows環境に接続されたJISキーボードで親指シフト による入力を可能にするエミュレーションソフトウェア(無料)です。

DvorakJと同様にAutoHotKeyをベースとしています。大きな違いは、「零遅延モード」が実装されていることだと思います。また、作者様が更新してくれています。

こちらに作者さんの紹介ページ(ダウンロード先も)があります。

https://qiita.com/kenichiro_ayaki/items/03ac81a20137c3d91554

作者様とは別件で以前からお世話になっておりまして、「親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボード用の配列ファイル」を作っていただき、配布ファイルに入れていただきました。

タスクトレイにある「紅皿」のアイコンを右クリックして「紅皿設定」を出して、「配列定義ファイル」のところの参照ボタンをクリックすると「親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボード用の配列ファイル」を選ぶことができます。

インストール方法

(1)vectorまたはOSDNから benizara をダウンロードして所望のパスに解凍します。
(2)インストーラ版では、解凍後にsetup.exe を実行してください。インストールか完了すると、お使いのJIS109キーボードが親指シフト (NICOLA配列) に切り替わります。
(3)EXEファイル版では、解凍後にbenizara.exeを実行してください。お使いのJIS109キーボードが親指シフト (NICOLA配列) に切り替わります。

「無変換」と「Space」を入れ替えて使う方法

ChangeKeyという非常駐タイプの無料ソフトで「無変換」と「Space」を入れ替えて使うことによって、左親指キーを「無変換」キーとして使えて、お使いのIMEにて「無変換」キーに、Japanist風の「順次カタカナ後変換(ATOKでの名称)」や「全確定」を割り当てることができます。方法はこちらに書きました
その場合の紅皿における「親指シフトキー」の設定は、以下のように「無変換-変換」になります。

特徴

「特徴」として以下が記載されています。

・Windows10のストアアプリや、Microsoft Edge上でも親指シフト入力が可能です。
・やまぶきと同様に12面のシフトモードを実現し、やまぶきの配列定義ファイルをある程度まで読込可能としました。
・やまぶきの打鍵ロジックを参考に実装し、かつ連続シフトモードをサポートしています。よって、やまぶき(やまぶきR)からの移行は容易とおもいます。
・Benizaraは、AutoHotKeyのスクリプトを実行ファイル化したものです。ユーザモードでキーフックするタイプのエミュレータなので、導入も停止も簡単です。USBメモリで持ち歩くこともできます。
・親指の友Mk-2 キーボードドライバ V2.0L23に実装された「零遅延モード」を、当該ソフトにも実装しました。零遅延モードとは、親指シフト時の表示遅延をゼロにして、高速打鍵を可能とするモードです。

さらに、オープンソース(MITライセンス)です。

ストアアプリで使えて、零遅延モードを使えるのはとても魅力的ですね。

零遅延モード

零遅延モードとは、親指シフトキーの同時打鍵にかかわらず、まずは「下かな」のかなを表示させることで遅延をゼロにして、その後の同時打鍵の判断によって「下かな」でなくて「上かな」や「濁音」を出力すべきとなった場合、自動的に前の「かな」をBackspaceを出力することで消して「上かな」や「濁音」などを出力する技術です。