「(富士通の)親指シフトキーボード、ひっそりと前倒しで販売終了」と報道されました
富士通株式会社からは2020/5に「親指シフトキーボードおよび関連商品の販売終了について」というアナウンスがあり(itmediaの記事はこちら)、親指シフトキーボードや関連ソフトウェアが順次的に終了するとアナウンスされていましたが、このたび前倒しで終了することになったようで、「親指シフトキーボード、ひっそりと前倒しで販売終了。40年の歴史に幕」との報道が2021/3/8付でPC Watchにてなされました。
これによると、
富士通の親指シフトキーボードの販売が、2021年1月末に、ひっそりと終了していた。
富士通クライアントコンピューティングおよび富士通によると、親指シフトキーボード仕様の企業向けノートPCカスタムメイドオプション「LIFEBOOK親指シフトキーボードモデル FMCKBD09H」は2020年中に販売を終了。法人向け外付けオプションの「親指シフトキーボードFMV-KB613」(PS/2接続)および「親指シフトキーボード FMV-KB232」(USB接続)は、いずれも2020年12月末に販売を終了。個人向けは、直販サイトのWEBMARTでの取り扱いは、2021年1月末で終了していた。
とのことです。
富士通さんには素晴らしい技術を開発していただいた上に今までキーボードやソフトウェアなどの関連製品を継続して出していただいていて、親指シフトユーザーとして大変感謝しております。
現在、富士通製品の在庫分を除いて、親指シフト表記付きのキーボードを出しているのは、当社だけになったようです。
富士通さんからは今後新しい製品が出ることはないとは思いますが(Japanist 10やOASYS v10のソフトウェアは当面販売されます)、これからは、当社のような会社や親指シフトコミュニティーで親指シフトを盛り上げていって、親指シフトユーザーが増えていけばいいなと願っております。
上記記事に、以下の記載がありました。
富士通によると、「ローマ字入力は、思いついた言葉の音(読み)を頭の中でローマ字に変換する必要があるが、親指シフトキーボードでは、それが不要であり、同時打鍵方式の採用により、打鍵数が少なくて済むというメリットがある。また、かな入力と比較しても、文字キーを上下3段にまとめたことにより、ホームポジションから手を移動させずにひらがなを入力でき。濁音や半濁音も一回の同時打鍵で入力できる。さらに、英字モードにすることなく、最上段の数字が入力できるため、テンキーがない場合に大変便利である」としていた。
まさにこの通りだと思います。日本語は日本語で入力するのが楽ではないでしょうか。
この他にも、ローマ字入力と比べて指が痛くならないというメリットが挙げられます。これには以下のような複数の理由があります。
(1)打鍵数が少ないために指全体が痛くならない
(2)疲れにくい指(人差し指など)を多く使う配列になっている
(3)ローマ字入力において左手小指の負担が大きい( (2)と重なりますが、ローマ字入力ではA(他にZ、Wも)を多く使いすぎるようになっているためです。
指が痛くなるというのは職業的に文字入力をする方には致命的な問題になるかと思います。
